ういにー

ヤマトホールディングスが、Winnyネットワークに流出した機密データの削除に成功したらしい。

お詫び(ヤマトホールディングス)(Googleによる保存されたページ)

すこし引用してみよう。

「北信越YHCの社員1名が、業務資料作成の為、営業実績等の過去資料を自宅の個人用パソコンへ持ち出し保管しておりましたところ、ファイル交換ソフト
「Winny」を通じて2006年4月以降にネットワーク上に流出してしまい、当該資料に含まれていたお客様情報及び社員情報も流出していたことが判明し
ました。
 
パソコンから流出させたデータは、既にネットワーク上から削除しております。
該当のデータは、お客様のお名前・ご住所・お電話番号等です。現在までの調査
では、データが不正に使用された事実は確認しておりませんが、今般、お客様の被害防止の観点からご連絡させていただくことにいたしました。」

Winnyネットワーク上に公開されたファイルは、各Winny上にキャッシュファイルとして保管される。このキャッシュファイルは、Winnyネットワークからのリクエストによっては消すことはできないので、ヤマトホールディングスはWinnyが稼動したPCを遠隔操作する技術を保有していることになる。また、特定のファイルがどのWinnyにキャッシュとして保管されているかは暗号化されているため、通常は特定不可能である。この点についても、キャッシュの暗号化を解除する技術をヤマトホールディングスは保有していると見られる。これらの技術は、Winnyによる情報流出に頭を悩ませていたIT業界にとっては大きな朗報であり、革命的な技術であると思う。

そういえば、ヤマトホールディングスの23日付けのプレスリリースが26日になっていつのまにか変更されている。お詫び(ヤマトホールディングス)(日付は23日のまま) なぜなんだろう。

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